カンボジア農家支援ファンド3号

ファンドの概要 –

DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した新しい金融が、カンボジアのマイクロビジネスをアップデートする

本プロジェクトで集まった資金は、JC FINANCE PLC.が、カンボジアの農家に対して、主に大型農機の購入ローンを提供するために使用されます。銀行等から融資を受けられず、トラクターやコンバインを購入できない農家がいることに着目した同社は、農家が新たに購入する農機を動産担保とするオリジナルのローンを開発。農家に寄り添った金融サービスを提供することで、2年間で累計1,000件以上の農機購入を支援しています。

条件等

  • 資金使途 カンボジア農家による農機購入ローン(JCF経由)
  • 目標募集金額 20,000,000円
  • 最低成立金額 5,000,000円
  • 予定利回り
    (年率・税引前) 6.0%(米ドル建てベース)
  • 運用通貨 米ドル(ファンドへの出資金の払い込み、利益分配および元本の償還は、すべて日本円で行われます。)
  • 予定運用期間 2020年8月〜2021年6月 ※申込期間終了前に本匿名組合契約が満額成立した場合は、契約成立後、速やかに貸付けを実施します。
  • 元本償還方法 契約終了時に一括償還
  • 利益分配方法 四半期毎
  • 担保・保証 なし・なし
  • 為替ヘッジ なし
  • 最低投資金額 10,000円 以上  10,000円 単位
  • 募集期間 2020年06月18日 ~ 2020年07月30日
  • 入金受付期限 2020年07月31日 15:00

諸条件についての解説

借り手について –

借り手について

6.5%以上のGDP成長率を誇る農業大国カンボジア

2000年以降、2009年~2010年リーマンショックの影響を除き、毎年6.5%以上の高いGDP成長率を維持しているカンボジア。

その成長を支えているのが農業です。

カンボジアGDPにおける農業の比率は約30%にものぼり、1年間のコメの生産量は995万トン(※1)と、日本の約800万トン(※2)を大きく上回る量を生産しています。

既存の金融機関からの借入に苦戦するカンボジア農家たち

一方、農業に従事する農家たちの環境はまだまだ恵まれたものとはいえません。

彼らがアクセスできる金融機関は少ないうえに、農家の与信評価も低いことが多いため、農機を購入できずに、手作業で非効率な農業を強いられている農家が今も多く存在しています。

農家を対象にファイナンスサービスを提供。
効率化を望む農家を救うオリジナルローンを開発

そんな農家たちのために立ち上がったのがJC FINANCE PLC.(JCF)。

従来の与信評価ではお金を借りられなかった農家でも、新たに購入するトラクターやコンバインをJCFに動産担保として提供することで、資金を借り入れられる仕組みを整えました。

カンボジア中央銀行から認可を受けたJCFは、2018年からサービス提供を開始。

一年のうち、収穫期にだけまとまった利益を得られるという農家特有のキャッシュフローに寄り添い、各農家ごとにオーダーメイドの返済プランを作成するなど、農家に寄り添うファイナンスサービスは好評を博し、サービス開始から2年で1,000件以上の農機購入を支えてきました。

これから取り組むのはDX推進。
“One and Only”の与信評価で、カンボジア農家をもっと豊かに

そんなJCFが今後注力するのは、トラクターやコンバイン等、農機に設置したGPSを活用したDX(デジタル・トランスフォーメーション)化です。

「耕作面積と収入には相関関係があるはず。GPSを用いて各農家の耕作面積がわかれば、これまでにない新しい金融サービスを実現できる」

CEOである菊池育朗さんはそのように語ります。

カンボジア農家を金融機関としてカンボジアの農業分野の盛隆に貢献しているJCF。

JCFオリジナルローンの仕組みや貸し倒れを防ぐ仕組みなど、詳しいインタビューは下記よりご確認ください。

※1 カンボジア王国農林水産省(MAFF)2016-2017年年次報告
※2 同年、日本国農林水産省

JC FINANCE PLC. /カンボジア

  • 住所 #11, st376, Boeung Keng Kang Ti Bei, Chamkarmon Phnom Penh, Kingdom of Cambodia
  • 設立 2017/09/14
  • 資本金 USD 2000000
  • 代表者 CEO 菊池育朗

http://www.jcfinance.com.kh/index_ja.html 借り手のインタビューを見る

注意点 –

このファンドの貸し付けの仕組み

  • 融資型(貸付型)クラウドファンディングでは、融資を受けたい企業のために、貸金業者であるファンドの営業者がファンドを組成します。 お客様は、興味のあるファンドに取扱い業者を通じて出資し、営業者が出資金をもとに、借り手である企業に融資します。 融資を受けた企業は、営業者に対し、融資を受けた元本と利息を営業者との間で交わした金銭消費貸借契約に従って返済していきます。 営業者は、それらの返済⾦から⼿数料やファンド運営のために必要な費用を引き、残った分を出資したお客様へファンドの利益として分配します。 ※貸付金は、農機の購入代金として農機ディーラーに振り込まれます。

信用リスクについて

上記のとおり、カンボジアの農家からのローン返済が滞った場合または不能になった場合でも、借入人であるJCFが借入金の返済を行うことができれば元本は欠損しません。

一方で、借入人や営業者がデフォルトした場合は元本が欠損します。

その他のリスクについては、下記のページもご参照ください。

リスクについて

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