生物多様性ホットスポット--鳩山町・熊井の森を守りたい!

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埼玉県鳩山町「熊井の森」保全のための山林取得

<集まった資金の用途>

熊井の森トラスト1号地(270坪)の取得・管理資金

購入予定額40万円

実行確約型。目標額以上の支援金が集まれば、トラスト2号地の取得費用に充当します。

【改訂版】 返礼品の種類が増えてます

どこにでもある里山

でも、ここにしかない里山

東京からわずか50kmの郊外に、MY”田舎の里山”が持てます!

熊井の森を保全するトラストにご支援を!

熊井の森ってどこ? 

★「熊井の森」(約100ha)は東京から約50km圏内にある埼玉県比企郡鳩山町の北部(上熊井地区と下熊井地区)に広がる里山です。

どんな里山なの?

★関東では数少ない特定植物群落指定の「モミ群落」があり、絶滅危惧種が多数生息し、生物多様性に優れた“生物多様性ホットスポット”とも呼べる貴重な里山です。

「生物多様性ホットスポット」は、一般に、生物多様性が高く絶滅危惧種 (レッドリスト掲載種)が多い地域を指し、保全の優先度を決める指標になるものです。日本国内では、地域固有種の多い島嶼、高山、奥山などと並んで、平地から丘陵地の農地や二次林周辺のいわゆる里地里山地域では、絶滅危惧種が多く、生物多様性ホットスポットとして重要と考えられています。(大阪府発行「大阪の生物多様性ホットスポット―多様な生き物たちに会える場所―」小冊子より)

                       (鳩山町ホームページより)

<熊井の森へのアクセス>

車利用の場合

 関越自動車道 練馬IC ←→ 坂戸西スマートIC

            32.5km(21分)

坂戸西スマートICを出て、鳩山町役場の先の「鳩山駐在所」を左折し県道41号線を越生町に向かって走る(約20分)と上熊井農産物直売所(上熊井バス停)が左側に見えてきます。

町営バス路線利用

 東武東上線高坂駅西口 ←→ 上熊井バス停下車 ←→ 東武越生線越生駅東口

             30分(340円)     15分(220円)

    ※東京方面からは、東武東上線 池袋駅 ←→ 高坂駅

                    急行50分(660円)

<熊井の森の魅力>

モミの木のある里山・熊井の森は、貴重な自然財産です。

                      ▲モミの木群生林の現地視察

・モミの木は、風にもみもみともみ合うところから「揉む」を語源とするという説もある神聖な木です。

・モミ材は白く清浄な雰囲気があり、調湿性に優れ、抗菌性があることから、「かまぼこ板」や「おひつ」「そうめんの箱」など食べ物が直接触れる材として、かつては広く使われていました。

・江戸時代末期まで、江戸の町はもちろん、関東平野にはモミの木の林があちこちにありました。

 ところが、明治維新後、軍需工場や鉄道敷設にともなう石炭燃料による大気汚染等で、あっという間に関東平野から消えていきました。

 いまでは、モミの群生林は、埼玉県では秩父市、越生町、鳩山町など5カ所にしかありません。とりわけ鳩山町の「モミ群生林」は、東京に近いまとまった規模の群生林を形成しています。

 現在、鳩山町の「熊井のモミ群生林」は「埼玉県レッドデータブック2011年植物編」にも記載されています。

「モミと暮らせる幸せは、地域の貴重な財産です」

  はとやま環境フォーラムが主催した講演会でのお話

「生物多様性豊かな熊井の森を保全することで、持続可能なまちづくりに貴重な貢献をしてくれます。モミはアカマツと同様に、大気汚染や放射能汚染など環境汚染にはとても弱い樹木です。日本の公園緑地制度を確立した北村徳太郎は『理想的な都市はアカマツが育つ都市である』と言っています。アカマツのように汚染された環境に弱い樹木が生育できるということは、健康で安全な環境であることを物語っているからです。アカマツよりもっと環境汚染に弱いモミと暮らせる幸せは地域の財産です」

(公財)日本自然保護協会 亀山章・理事長の講演「浮世絵に見る江戸・東京の緑の変遷」より )

熊井の森の周辺は、まるで『となりのトトロ』に出てくるような「里山風景」が今も残っています。

                         ▲熊井の森そばの「黒石神社」

                     ▲熊井の森 石場沼谷津での稲の天日干し

                              ▲熊井の森の「石場沼」

                            ▲熊井の森 石場沼の谷津

                                 ▲熊井の森 竹林

                             ▲熊井の森の小川(辻川)

                                       ▲熊井の森にかかる虹

                         ▲熊井の森 石場沼 

                       ▲ 熊井の森 彼岸花

                     ▲ 熊井の森 立野谷の沼

                   ▲ 熊井の森 東山沼の逆さ桜

支援金を募る理由

しかし今、この貴重な里山がメガソーラー建設等の開発により失われようとしています。

 「熊井の森」はかつてのゴルフ場開発予定地域でしたが、その後、計画が廃止。全体の20%が鳩山町に寄贈され、結果的に30年以上、地元の方以外はほとんど人の入らない奇跡の里山となっていました。しかし、最近、熊井の森の民有地部分の山林にメガソーラー発電施設建設用地として、再び開発の脅威が迫ってきました。そこで、何とかこの里山を残したい、という思いから、ささやかですが自分たちでお金を出し合って、保全活動にご理解いただいた地主さんの山林を少しずつ買い取る「熊井の森トラスト基金」活動を始めることにしました。

「熊井の森」は保全に向けて、複数の環境保護団体から支援をいただいています。

■(公財)埼玉県生態系保護協会 

 埼玉県「彩の国みどりの基金」の使途先にしてほしい埼玉県内主要自然地域のひとつとして、「鳩山町熊井の森地区」を要望(平成28年)

■(公財)日本生態系協会

 「関東・水と緑のネットワーク」の拠点の一つとして「熊井の森」を認定(平成29年)

■(公財)日本ナショナル・トラスト協会

 NPO法人はとやま環境フォーラムの「熊井の森 里山づくり」活動に対し100万円助成を決定(令和元年12月)

■(公財)日本自然保護協会、(公財)日本野鳥の会、(公財)世界自然保護基金ジャパン

 環境保護3団体が連名で「熊井の森での里山保全と太陽光発電の抑制」を埼玉県知事に要望(令和2年2月)

MY”田舎の里山”熊井の森で楽しもう

 皆様のご支援で、「熊井の森」が保全され、自然に親しむ人々や、ともに里山づくりを楽しむ人たちが集うことで、限界集落化が進む鳩山町熊井地区の活性化にも貢献できたら嬉しいです。

【熊井の森での森林浴】

              ▲熊井の森 散策路(まだ整備されていません)

【熊井の森での川遊び】

       ▲熊井の森の小川(辻川)で川遊び(熊井の森こども自然教室)

【熊井の森のピザ窯】

     ▲熊井の森のふもとの栗林 ピザ窯前での語らい―大人のピクニック

 ▲大谷石で組んで作ったピザ窯(平成29年度埼玉県NPO活動促進助成事業)

【熊井の森写真学校】

          ▲今年で4年目となる「熊井の森写真学校」の屋外授業 

 【熊井の森での里山づくり】

       ▲水はけ側溝の設置作業(「奥武蔵MTB友の会」のみなさん)

          ▲熊井の森での樹木管理作業(木こりクラブのみなさん)

「熊井の森」保全のため

トラスト基金へのご支援をよろしくお願いいたします。

東京からわずか50km、近場の郊外にあなたと仲間たちとの里山が持てます。

週末には気軽に自分たちの里山へ遊びに来てください。

森林浴が楽しめる熊井の森の素晴らしさを満喫してください。

そして、いい汗かいて、おいしい地元の食材を味わう、里山づくりのお仲間に!アナグマくんやイタチくんなど

井の森の住人たちがあなたのお越しをお待ちしています。

                               ▲アナグマ

                             ▲イタチ

    ▲オオムラサキ     ▲ノウサギ     ▲ヤマアカガエル

ご支援いただいた方々には「熊井の森通信」(年2回発行)を送付し、活動の進捗状況や最新ニュース、支援者の声などを逐次お伝えします。

NPO法人はとやま環境フォーラム 代表 愛場謙嗣

TEL 049-227-3001(FAX兼用)

MAIL kawasemi@kuf.biglobe.ne.jp

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