譲渡型保護猫カフェに、新たな施設『保護シェルター』を作りたい

締め切りまであと

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プロジェクト本文

悲しい運命を歩む子(猫)を幸せに

福井県福井市で”譲渡型保護猫カフェしあわせにゃん家”を運営しています、渡辺奈々美と申します。

現在、運営しています譲渡型保護猫カフェは令和2年7月7日で2周年を迎えます。

人間の手によって殺処分されていく命を救いたい。

ただただ、その想いだけでOPENさせた場所です。

私個人で始めた活動が家族、お客様、SNSのフォロワー様・・・と

優しさの輪がどんどん拡がっていき、資金面で大変な時

亡くなっていく猫ちゃんを前に精神的に苦しくなった時

いつも支えて下さったのは皆様からの温かい想いでした。

”感謝”という簡単な言葉では言い表せません。

心から心からありがとうございました。

お陰様で現在までに、里親さんに繋いだ命は79匹になります。

温かい里親様にも心から感謝の想いでいっぱいです。

里親さんのところに行った子達です。

OPEN当初、どうしても運営が成り立たずこちらで沢山の方に助けて頂きました。

心から感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございました。

保護猫シェルターを建設します

保護猫カフェでは最大25匹の猫ちゃんを保護する事ができます。

しかし、保健所からの猫ちゃん、野良猫ちゃんを保護する事になるので

保護してすぐにカフェに出す事は当然できません。

1ヶ月の完全隔離中に検便、駆虫、ワクチン等をしていく必要があります。

また隔離後にやっとウィルス検査をする事ができます。

猫風邪や、真菌(猫かび)、その他病気があれば

やはりカフェデビューをする事はできません。

保護して来た子を隔離する。

そして、風邪や何らかの病気で隔離する。

また、保護活動にはお空に旅立つ子を見送るという悲しい現実があります。

そういった子を管理する事ができるシェルターが必要だと

OPEN当初から感じていました。

また、現在は30匹〜40匹の猫ちゃんを保護しています。

正直、それでは全く追いつきません。

もちろん、枠を広げたところで、結局はまだまだ足りないという現実を見てきています。

それでも、少しでも多くの命を救える場所として

シェルター建設を計画しました。

現在は自宅の一室が保護猫部屋(療養部屋)になっています

現在は自宅の一室を保護猫部屋(療養部屋)として使用しています。

反対側にも二つのケージがあり、自宅保護部屋を作った1年半前から

この部屋に保護猫がいなかった事がありません。

こちらの部屋には常に、引き取って間もない子

風邪などの症状があり隔離が必要な子

また、残りわずかの命の子がいます。

糖尿病で引き取ったゆるりちゃんです。

引き取って数日後、倒れて意識がほとんどない状態でした。

数週間の入院でなんとか命の危機を脱する事ができ

その後しばらくは療養部屋での生活でした。

のんびりした性格なので、私が自宅に帰った時は

出してあげて遊んであげたり(あまり遊ぶ子ではありませんが・・・)

その後カフェデビューになりました。

まだまだ、毛も汚れていますね。

また、糖尿病の為今でも朝晩のインスリン注射は欠かせません。

最近のゆるりちゃんの様子です。

ふわふわ真っ白の毛並みに、のんびりカフェで過ごすゆるりちゃんは

お客様にも大人気。

カフェにいる子は皆んな、綺麗な子ばかりです。

しかし、引き取り当初はシラミがいたり

凄く汚れている、元は完全野良ちゃんです。

隔離中に少しずつ綺麗になっていくのです。

その期間も含めて、カフェデビューするまでの時間を過ごす部屋がどうしても必要になります。

現在の自宅保護部屋は、子猫ちゃん等、夜もお世話をしないといけない子の為に

今後も使用しようと思っています。

最後の日まで一緒に過ごせたぽんちゃんのお話

今年4月にお空に旅立ったぽんのお話を少しさせて頂こうと思います。

ぽんは、昨年1月1日に沖縄から引き取った男の子です。

エイズキャリア陽性でした。

当店ではエイズキャリア陽性であったとしても

沢山の子が里親さんの元で暮らしており、現在も幸せそうな写真が届きます。

しかしながら、ぽんは引き取りをした当初から

様々な病気に悩まされました。

毎週のように病院へ通い、入院もしました。

昨年の10月からはずっと療養部屋で過ごしていました。

今年に入ってから、遂にご飯を食べなくなり、カテーテルでの強制餌食。

そのうちそれも嘔吐するように。

嫌がるぽんに、無理やり薬を飲ませ、強制餌食。

これはぽんの為にやっているのか、私がただ生きていてほしいからやっているのか

わからなくなりました。

毎日悩んで、看取りに入る事にしたんです。

この時、他にも猫ちゃんがいた為

私が保護部屋に行ける時は甘えるぽんをずっと膝の上に乗せていました。

ご飯が食べられなくなっていくぽんを見る事は本当に辛く

時間がある限り、ぽんとの時間を過ごそうと思いました。

良いのか悪いのか、この時新型コロナウィルスで猫カフェが自粛に。

私に大きな時間ができました。

天気がいい日はお庭を一緒に散歩

気持ちよさそうに、フラフラと歩くぽんの姿は忘れる事ができません。

それは、私にとってもきっとぽんにとっても幸せな時間だったと思うのです。

最後の時間はぽんと一緒に眠りました。

お空に見送る事。

悲しいけれど、保護活動をする上ではつきものです。

幸せになっていく猫ちゃんばかりではありません。

それでも、最後の最後の時まで幸せな猫生をこの場所で過ごさせてあげたい。

ぽんは、たまたま自粛中に虹の橋を渡ったので

私はほとんどの時間をぽんと過ごすことができました。

お外に出してあげる事もできました。

しかしながら、通常は違います。

ずっとついている事ができない為、ケージ内で過ごすことにどうしてもなってしまいます。

ぽんをお空に見送った後、諦めていたシェルターは絶対に必要だと感じたんです。

皆んなが穏やかで過ごせる

体調管理も出来る

保護する猫ちゃんも増やせる

その為に使用する、保護猫シェルターを作ります。

保護猫シェルターについて

現在の譲渡型保護猫カフェの斜め前の土地に保護猫シェルターが建設されます。

譲渡型保護猫カフェしあわせにゃん家

この斜め前になります。

この土地に立ちます。

土地は自己資金で既に購入済みです。

大きくはないけど、3部屋に分かれたシェルターになります。

一番奥の部屋は大きな窓を設置。

先ほど紹介しましたぽんのように、悲しいけど残りの命がわずかになった時

自由に好きな場所で過ごせるように。

大きな窓からお外が見られるように。

また、お外にそのまま出てお庭で遊べるようにもなっています。

ただ・・・今回は大幅な予算オーバーの為

お庭を設置する事を諦めました。

資金が貯まった時に裏に設置できるような設計になっています。

3つのお部屋がある事

また、カフェの目の前にある事で

体調が急に悪くなった子を病院に連れて行った後

すぐにカフェからシェルターに移動させる事ができます。

今までは、自宅保護部屋と、預かりボランティアさんのところで

保護してすぐの子を隔離していたので

一度に引き取りできる数はわずかでしたが

今後は、もう少しだけ多く受け入れができます。

もちろん、枠を拡げたところで

殺処分されていく子全てを引き取りできるわけではありません。

それでも、今の私にできる最大限の事をしたい。

それが私の思いです。

資金の使い道について

■ 建設予定地購入費用:4,519,928円(自己資金で支払済)

■ 建設費用(契約額):7,040,000円(銀行からの融資予定)

上記の資金の一部として使わせて頂きたく

今回のプロジェクトを立ち上げさせて頂きました。

現在、譲渡型保護猫カフェ運営も沢山の方に支えられて運営している状態です。

それなのに、今回もお願いする事にとても悩みました。

それでも、やはりどうしてもシェルターを作りたい。

お恥ずかしい話、現在の保護猫カフェも自己資金で返済をしています。

その為、今回の借り入れに対して返済ができるのだろうか・・・。

この不安から、シェルターを作るという事を決断できなかった現実も正直ありました。

2年間運営してきて、シェルターは本当に必要です。

ぜひ、無理のない範囲内でのご支援をお願いいたします。

秋にはNPO法人しあわせにゃん家が設立されます

年内にNPO法人しあわせにゃん家が設立されます。

現在書類などを作成中です。

この2年間は猫ちゃんを引き取り、里親さんの元へ繋ぐ活動のみをしてきました。

しかし、引き取りだけしていても

野良猫ちゃんが子供を産み、また引き取りの連絡が来る。の繰り返し。

TNR活動も同時にしていかないと

引き取りの相談ばかりが来るという現実は無くなりません。

今春、お腹の大きな猫がいると引き取りしたママ猫と、生まれた子猫。

NPO法人を設立して、一回り大きく活動をしていきたいと思っています。

■ 地域の方と協力してTNR活動。一代限りに地域猫を見守ってえるよう働き掛ける。

■ 未来を担う子供達へ、命の教育をしていきたい。

■「人の命と同じ動物の命」という事を講演していきたい。

■ しあわせにゃん家から、優しさの輪を拡げていく活動

今の時代、人との関わりがとても少なく感じます。

同時に昔の田舎の温かさが減ってきたようにも感じます。

ただ、こうして活動をしていると

「動物が好きだけど何をしていいのかわからない。」

「私には何もできない。」

そんな風に思っている人も多くいらっしゃると感じました。

時間のある人は、ボランティア活動

お金に余裕のある人は、支援

SNSを頻繁にされている方は拡散

動物への優しさを子供さんに伝える事も大きな活動になっていると私は思っています。

できる事というのは、人それぞれ違うもの。

生きている環境が違うのですから当然です。

でも、”何かしたい”そう思う気持ちが

とても大切だと感じています。

一人の優しさ、一人の想いだけでは何もできません。

私だって同じです。

ただのちっぽけな人間です。

お金持ちだから活動を始めたわけでもありません。

どうしても、猫ちゃんを助けたい。

だから借金してでも立ち上げたい。

そう思ったから行動に移しました。

その事に共感して下さった沢山の方に今は本当に助けられています。

自分一人ではできなかった事が

沢山の人に助けられて、今沢山の命を助ける事ができています。

小さな力は、集まれば大きな大きな力になります。

”しあわせにゃん家から優しさの輪、おもいやりの輪を拡げたい”

優しさの輪は必ず、周りにも拡がります。

動物だけでなくきっとその輪は日本中を幸せにすると思うのです。

長く長くなりましたが

温かいご支援をお願いいたします。

ご支援くださる皆さまは、ご無理のない範囲の中でお願いいたします。

<プロジェクト終了要項>

オープン完了予定日:2021年4月1日

着手予定日:2020年7月20日

建築・改修場所:福井市上野本町4丁目1920

建築・改修後の用途:保護猫シェルター

プロフィール

渡辺 七花

30年7月7日に殺処分を少しでも減らしたいという想いを胸に 譲渡型猫カフェしあわせにゃん家を福井市にOPENしました。 命を繋ぐ場所として、一匹でも多くの子に里親さんが見つかるよう 日々運営しております。

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